みんな違ってみんないいし、みんな同じでみんないい
はじめまして、 n番煎じ郎 です。
いきなり!ステーキですが、皆さんは ”共感” という言葉を知っていますか?
きょうかん【共感】
( 名 ) スル① 他人の考え・行動に、全くそのとおりだと感ずること。同感。 「 -を覚える」 「彼の人生観に-する」② 〘心〙 〔sympathy〕 他人の体験する感情を自分のもののように感じとること。③ 〘心〙 〔empathy〕 ⇒ 感情移入かんじよういにゆう②出典 三省堂
つまり...
A君「実はこの前脱皮した蛇の皮を見つけてさ、今財布に入ってるんだけど」
B君「え、マジで!?気持ち悪ッ!」
A君「いやまあそうなんだけど。でも 迷信ってなんとなく信じちゃう よね。」
B君「確かに!俺もなんとなくだけど、次郎系のスープは残さず飲んじゃうしなあ」
A君「なんだその迷信は」
こんな感じです。
この会話だと、”迷信ってなんとなく信じちゃう” というA君の意見にB君が共感しています。
もし仮に、”迷信をなんとなく信じてしまう” と
A君が考えたり感じたりしたのが世界初とすると、
B君は世界で2番目、つまり2番煎じということになります。
少し話が変わりますが、私は大学という場を通して、研究の一端に足を突っ込んでおりました。
世界中の頭がいい研究者達がバシバシと新しいことを考え、論文を投稿しまくっているのですが、
そんな彼らでさえ時には同じことを考えつき、2番煎じにならないよう
「我先に我先に!」と実験を繰り返し、修羅のごとく論文を書いているわけです。
そんな頭が究極に良い彼らでもn番煎じなわけです。
「世界でこんな辛い恋愛をしているのはウチだけだ..」と思っているギャルも
失恋ソングを聴いて「この曲マヂいい!共感したわ!」なんて考えようものなら
残念ながら彼女はn番煎じなのです。
なんだか ”共感” や "n番煎じ" が悪いことのように書いてしまいましたが、
共感やn番煎じがなければ科学や技術は発展しなかったと思いますし、救われない人もたくさんいたと思います。
ですので、筆者はむしろよいことであると思っています。
今後ぼちぼちとブログを更新していく予定ですが、
その記事もその記事の内容を考えている人もこの世界にはあふれていて
n番煎じであると思います。
でも、n番煎じだからこそ、共感が生まれ読者がついてくれるのかな、と。
そんなn番煎じの中でも自分らしさを付加できるよう、勉強していきたいと思ってます。
長い自己紹介になりましたが、これからどうぞよろしくお願いします。